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 失われて行く言葉(恥)

     「二宮翁夜話 PHP出版社」の講話
   「逃げずに改める」を今朝は読みました。

   昨今の日本世相をよく表しているので載せました。

   「たとえば、今ここに戸数、百の村があって、
   その中の四十戸は、衣食住が足りて、六十戸は
   窮乏しているとすると、その村は貧しさを恥としない。  
              ~中略~
  
   村内に貧しい家が多ければ村全体が貧困に傾き、
   悪が多くなれば悪に傾く。だからお互い恥と言うものがなくなる。


   その反対に、裕福な家が多くなれば裕福に傾き、
   善人が多ければ善に傾く。
   だから恥と言うものが生じるし、正義心も生じてくる。」
                           (二宮尊徳)

  
   赤信号みんなで渡れば怖くない
   学校給食費の未払いが常習化
   高級官僚と納入業者との癒着
   地べたに座る、地下鉄に座る若者等
  

   基を正せば、恥を恥とも思わない意識が、
   恥ずべき事の認識すら無くなった昨今の
   風潮が原因なのでしょうか?。
  

   そう言えば、「みっともない、いさぎよい、恥を知れ」
   と言う言葉が使われなくなり、聞くこともなくなりましたネ
  

   恥の心、武士道が日本人の品格を
   形作っていたはずなのに、
   心ある人々が世の中にたくさん増えないと、
   恥を恥とも思わない世の中に。
  
   はたして、恥を失くした日本人とは一体何人なのか?        

                           萩原新一