
なすび
今朝の二宮翁夜話講話は、
「人の捨てざる『なき物』」でした。
「昔より人の捨てざる なき物を
拾い集めて、民に与へん」
(二宮尊徳)
「『捨てざるなき物』とはどう言う意味なのでしょうか」?
人が捨てないで、在るにはあるのですが、
活用されていない物が、この世には
たくさんあると説いています。
その第一に上げているのが、荒地です。
「荒地のようなものは、『捨てたもの』同然ですが
開墾しようとすれば、必ず持ち主がいて
容易に手をつけることが出来ません。」
100年前も現代も状況は一つも変わりませんネ
不耕作地がどんどん増え、荒廃、荒地になり
作物が取れない原野に帰する。
食糧自給率の低下、海外に依存できないと
ようやく国も動き出しています。
「これを良く拾い集め国家を興す資本にするなら、
広く国民を救済してなお余りがあるでしょう。」と
二宮翁は説いています。
霞ヶ関が食糧自給率を、国民の摂取カロリーで
調整しようと、こすい考えだけはいただけません。
現代に生きる私達は、二宮翁のこの言葉を
真摯に受け止め耳を傾ける必要があるでしょう。
萩原新一
