「ルポ 貧困大国アメリカ」
(堤 未果 岩波新書)
レーガン、ブッシュの市場原理主義は、
アメリカの中流家庭を崩壊させ
規制緩和、民営化は格差社会を拡大させた。
格差社会は、
国内難民と経済難民を生み出した。
社会の底辺に落とされ、貧困と飢餓にあえぐ
一般庶民の生活を生々しくルポした本です。
小泉、竹中両氏がお手本にして推し進めた
構造改革、民営化、規制緩和施策は
日本にも格差社会を生み出したのでは?
○サブプライム問題
○貧困が生み出す肥満国民
○民営化による国内難民と自由化による経済難民
○一度の病気で貧困層に転落する人々
○出口をふさがれる若者たち・・・・・・・・等
読み進めていくと、
3年先、5年先の日本の世情を見るようで
背筋の凍る思いをします。(なってほしくない)
著者が述べています。
「『教育』『いのち』『暮らし』という、国民に
責任を負うべき政治の主要業務が『民営化』され、
市場の論理で回されるようになった時、
はたしてそれは、『国家』と呼べるのか?」
「私達には一体この流れに抵抗する術はあるのだろうか?」と
是非皆さんに読んでもらいたい本です。
決して他人事ではないことが分かります。
萩原新一
