
17日は休みを取り東京で開催された、
伊興田覚先生の古典活学講座を受講しました。
第五講は「易経」に学ぶ人生の要諦です。
易は難しさと、なんとなく占いをイメージして
今まで学ぶことを避けていました。
先生は、
入院され病み上がりの体調にかかわらず、
92歳のそのお姿は何事もなかったように
軽やかでした。
その人がいるだけで、場が引き締まり、
何も云わなくても、心が穏やかになる
その風格と、風采には自然と頭が下がります。
将に、「無為にして化す」とはこのことでしょう
易経の「乾(けん)為天」
「乾(けん)は元(おお)いに亨(とお)りて貞(ただし)きに
利(よ)ろし」
「易経」は宇宙生成発展の原理を説くと共に、
人生そのものの成長のあり方についてその法則を
説いた書物です。
人生(仕事人生)を龍に例え、
「潜龍 見龍 躍龍 飛龍 こう龍 群龍」と
平社員から会長までの出世の各段階をどうすごし、
対処していくかの心得を訓えています。
社長の対処の仕方は、
「飛龍天に在り。大人(たいじん)を見るに利(よ)ろし。」
今の位は、多くの人の支えと人望が必要であり、
一人の力だけで天に昇ったのではない
龍は雲(支えと人望)に乗って天に昇る。
感謝と謙虚さを忘れてはならない。
「大人を見るに利ろし」
若い人の中から優れた人物を見出し
後継者を育成する一方で、優れた人物に
学ぶ事を怠ったてはならない。
地位に驕り高ぶり、傲慢にならず
常に謙虚に優れた人に学びなさいと諭しています。
「易経」を貫いている訓えは、
人としての謙虚さが大事だと訓えています。
「地山謙」は
優れた人物が謙虚であれば何事も思うようになり、
終わりをまっとうすることができると訓えています。
謙虚さを身に付ける為、
「易経」を学び続けて行こう。
萩原新一
