
月刊誌「致知」12月号の記事です。
タイトルは「千年続く農法を目指して」
対談
岩澤信夫(農業技術指導者)
中洞 正(森林酪農家)
○土を耕さずコメを収穫する。
○山を活用した酪農が本来の酪農
「耕さずにお米をとろうというのは、
従来の農の否定にもなる~中略~
しかし、よく考えてみると、自然界には
土を反転させた場所はどこにもないんですよ。
それを耕した人もいなければ、
肥料を与えた人もいないのに、草や木が
厳然と生い茂り、森林が生成されていたりする。
~略~つまり、従来の農業は自然破壊の上に
成立しているとも言える。」
(岩澤)
「そもそも日本の酪農は、戦後アメリカが
自国の余剰穀物をどう処理するか考えた結果、
~中略~アメリカの経済戦略によって作られた
産業だったんです。~略~
また国土の7割を占める山自体に、私達は、
いまだに何の価値も生み出していません。
日本の山の中に、無尽蔵にある草資源が
放置され続けているんです。
山に牛を放して林業と共生していく
それが山地酪農の基本的理念です。」
(中洞)
記事を読んでお二人に共通する信念は、
やっぱり農業は、永続的産業でなくてはならない。
農業が衰退、淘汰されれば国は体(てい)をなさない
つまりそういう国、国民は滅びると言う危機感ですね
21世紀に入り、アメリカが世界を席巻してきた
金融システムがおかしくなり、生産性と効率を
求め続けてきた農業にも疑問符がつき始めました。
効率化追求のシステム化された田んぼ
ロボットかされた牛舎 豚舎等
「千年続く農法を目指して」を読んで
学ぶ事がいっぱいありました。
それにしても、へそ曲がり、へんくつ者、危険人物と
言われ続けながら自分の信じる道を念じ、
心願として高め、一心に自らの道を歩いて来られた
お二人に脱帽です。
こんな日本人がいることは誇りであり、、感謝 感激です。
昨今特に食の問題は生活者の重要な関心事に
なってきています。
時代は、やはりこの様に愚直に一隅を照らす人たちを
味方してくれるのですネ
「一燈照隅 万燈照国」
(最澄)
最初は、一隅を照らすような小さな灯でも
その灯が十 百 万となれば
国中をも明るく照らすことになる。
萩原新一
