
日曜日、人間ドックを受けるため、帰福した折、
良い映画があるよと女房に誘われ映画を見に行きました。
「おくりびと」という映画で、
遺体を棺に納める納棺師の物語でした。
「納棺師」の存在があり、この様な名前で
呼ばれているとは全く知りませんでした。
お袋が亡くなった時、綺麗に化粧され
花嫁衣裳姿で納棺されたことを思い出しました。
そして、納棺は葬儀屋の一連の仕事だと思っていました。
死を取り上げた映画ですが、
この映画が暗くならず、送る人、送られる人を通して
起こるどろどろした人間ドラマを切なさと、笑いを誘う作品に
仕上げたのは、チエロの音色、山形庄内平野の
四季折々の風景、名峰月山、北国の風景でしょう。
雪国の風土の美しさと、
人の死に対して日本人が持つ切ない悲しみを
やさしく伝えてくれるすばらしい映画で感動しました。
人は死んでからも人のお世話になるんですネ
萩原新一
