
昨晩、球磨郡水上村で講演会があり、
聞きに行きました。
講師は、あのオリンピックで金メダルを取った
柔道家山下泰裕氏です。
演壇 「人生の金メダルをめざして」
講師 東海大学体育学部教授 山下泰裕氏
人吉新聞に講演会の案内が載っており
「こんな田舎まで足を運んでくれるのだ」と
感心しつつ、千載一遇のチャンスだと
何はさておいて、いそいそと出かけました。
講演の内容は、
自分の柔道人生を語りながら、
人としてどう生きるべきかを説き、
今は教育者として人間性を高め、学び
周りに善い影響を与える指導者になるため
日夜修己治人の修行に研鑽している~。
そんな話しでした。
「柔道では大成しましたが、教育者、人間としては
まだまだです」と謙虚な姿勢に脱帽、
特に弱者への思いやり、やさしさは
話しの随所に出てきて胸を打ちました。
晩年の山岡鉄舟を彷彿させるお姿、
将に下座行に励む修行僧を見たり
家に帰り、月刊「致知」2001年1月号
神渡氏と山下氏の対談記事を読み返し、
あらためて山下氏の、
「一生学び続けて自分を磨いていかないと
いけないと思っています」という言葉に
襟を正し学ばないといけないと強く思った次第です。
講道館柔道、柔らの道の創始者
加納治五郎先生も天国から山下氏に
熱いエールを送られていることでしょう。
ややもすると柔道を格闘技だとする昨今、
柔道が正しい方向に進むよう
努力されている山下氏の姿に
昔、柔道を少しかじった者として
安堵しました。
萩原新一
