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  「悟道と人道は違う」


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       献花にとまるカミキリムシ

      今朝の「二宮翁夜話」の話しは
    悟道と人道は違うでした。

  
    「川に接した田地は洪水に遭えば流失するということを、
    平常時においても念頭に置いてるのは悟道である。

    しかし、だからと云って耕さず肥料を施さないというのは
    人道ではない。」
            (二宮尊徳)   

    近年温暖化のせいか、局地的な大雨に
    見舞われ、この工場及び周辺の田畑も
    大雨が降ると球磨川上流の市房ダムの
    放流に伴いきまって水害に見舞われます。


    一ヶ所きまって毎年梅雨時から台風シーズンにかけ
    せっかく植えつけた苗が水害でだめになる田んぼがあります。


    心の中では、収穫できないのであれば
    最初から汗水垂らして田んぼつくりなど
    あきらめて止めれば良いのにと思う事が
    多々ありました。

    うがった見方をすれば災害補償を貰うために
    やっているのかなと疑いもしました。
    でも、それにしても毎年きちんと整然と
    稲作をやられるその姿には、頭の下がる思いが
    していました。
    

    「悟道はただ、自然の運行を観ることであり、
    それに対して、力を尽くすことが人道なのだ」


    納得しました。
    今朝のこの文章にふれ目からうろこです。
    この農家は人道を実践されているのだと
   


    「今年の秋は雨か嵐か知らねども
    今日のつとめ田草とるなり」(二宮尊徳)
    

    つながりますネ 人の道とはこの事だと
    

    都会にいてこの本の文章をいくらを読んでも
    ぜんぜん理解できないでしょうネ


    田舎に住み目の前に起こる現象に触れる事で
    より深い気づきを貰います。


    ややもすると昨今損得のみで判断する価値観で
    世界中が覆われています。 
    

    人道とはそんな価値観ではないと
    尊徳翁は訓えています。
             田舎万歳 
                   萩原新一